諸注意
説明書の注意事項を下記に抜粋します。
- <マンション・アパート等集合住宅での使用について>
マンション・アパートでは避難の為にベランダが共有部となっている場合が有ります。 製品自体は軽量で帆の脱着も簡単ですが、ベランダの一部を占有するので設置の可否については管理人や自治会に確認してください。
外出時や就寝時は取り入れる等の使用に条件が付けば、そのルールに従ってください。 尚、購入後に不可と判っても返金の対応は致しかねます。 (高額転売は禁じます。親類や友人に譲渡してください。)
- <強風、暴風が予報された時、及び長期不在となる時は室内へ取り込んで下さい>
風のエネルギーは風速の2乗の半分に比例しますので、台風接近時と暴風時は必ず!
竜巻や突風・強風の予報時も極力室内へ取り込んで下さい。
おもしも健全で帆が正常に外れた状態としても、暴風レベルでは製品自体が飛ばされる恐れがあります。
【使用時の注意事項】
- 組立て説明書を参考に、正規の位置へおもし(ウェイトバック)を設置して下さい
水2ℓのペットボトル計4本を2つのウェイトバックにセットし、左右の奥へ設置してください。
2ℓのペットボトルはお客様にてご購入下さい。 災害用の使用済みペットボトル等に水道水を入れると無駄になりません。 2ℓであれば勿論お茶の使用済みペットボトルでも結構です。
注意
ペットボトルの水はキャップ付近まで満水にして下さい。
空気が多いと寒暖で膨張・縮小し、劣化します。
- 子供にぶら下がったり登ったりしないよう絶対に教育して下さい
反窓側(広げる側)に連結パイプが無いのは何故かと感じる方がおられると思います。
突風衝突時の衝撃を逃がす意図も有りますが、幼児のベランダ転落事故が毎年報告されており、幼児や子供の足場にならない事、及びぶら下がると変形する程度も意図しています。
ご自身のお子様や来客の児童らに、危険、又は高価だからと触らぬよう教育して下さい。
- 帆の磁石部(吸着部)にスマートフォン、携帯、腕時計等磁気に弱い物を近づけないでください
小型ですが、吸着力確保の為に強力な磁石を使用しています。
特に取入れ作業とシーズン前後に行う分解や組立て作業時には注意をしてください。
又、ペースメーカーを使用の方は、利用の可否を担当医に相談してください。
- ベランダ正面に殆ど建物が無く、向かい風が強い立地では、予め窓から離し角度を狭めてください
本製品は設置する角度を閉側限界70度、開側限界100度としています。(標準90度)
この幅は本来ベランダのスペースや室外機、物干し竿等の障害物を避けて設置頂く意図です。
但し構造上、風だまりを生む強い正面の風を受ければ帆が前後に振られ、外れる前に倒れる可能性も考えられます。 突風の予測は困難な為、ベランダ正面に近隣の建屋や屋根等の障害物が無いユーザは、恐れ入りますが予め5cm奥に、且つ80度付近でご利用下さい。(Q&A3もご参照ください)
補足
センターのスチールパイプの隙間は、最終的に弱風時の有効性を優先しました。
これは本来正面の風が強い時は、この製品が無くても普通に風が入るのでこのように判断しております。
正面の強い風を連続して受けると左右が開く挙動も発生し、リスクが増大します。
よってこのような立地の場合は予め奥にして頂くか、風予報をきっちり確認し、4m/S以上の風予報時はQ&A Fig.2の状態にして下さい。
風予報を確認し3m/S以下の日は、向かい風でも設置を窓に近づけても問題ないと思います。
- 本来の目的以外で絶対に使用しないで下さい
当製品はベランダに設置し、風を室内へ取り入れるだけの目的で制作した製品です。
この目的以外で使用する事は禁止します。
又、突風、強風で帆(シート)が外れる時は、かなりの威力を持って風下側へ流れるので、風が強い時は風下に立たず、ましてや興味本位で吸着部に触れたり、特に顔を近づけないで下さい。