Windリーダーとは「正しく風を導く者」という思いから命名しました。

リーダーはチームリーダーのLeaderで風の指導者や先導者の意味)

特に『正しく』と『導く』には思いを募らせています。

そもそも特許を取得するにもそれなりの費用が掛かります。

それでも特許化し、世に広めたいと駆り立たせたのは2つの台風と大規模地震の備えです。


2018年の台風21号、2019年の台風15号の猛威から感じた事

2019年、千葉に甚大な被害をもたらした台風15号は、読み進めて頂くと判って頂けると思いますが、環境問題が本当に危険な領域に入ったと強く感じました。

そして停電が続く夜、暑さに打つ手無く苦しんでおられるニュースの中継を見て、ほぼ完成していたWindリーダ(原型品)が被災地にもあれば…と思いました。

その夜のニュース番組を見ながら、突風保護改良中だった装置から私は風を受けて涼んでいたので、せめて初期の頃のダンボールを置く急場しのぎの手法(経験)を現地へ伝えられたら少しは違うだろうに…、と装置を眺めていました。

自然の風を室内へ導くこの装置なら停電中でも問題なく使用出来ますし、電柱まで倒れた地域では復旧の見通しすら立っていなかったからです。

  • NHKによると台風15号の停電では9月なのに8名の方が熱中症で亡くなられたそう。 又、停電により1週間で500名近くが熱中症で搬送されたそうです。
  • 能登の地震で再び問題となりましたが、日本の何処にいても震災による長期停電は起こり得ます。(通電火災防止で人口の多い都市ほど長期になる可能性もあります)


装置の元々の出発点は夏の暑い部屋の空気を風を利用して排熱すると言う省エネ目的ですが、停電中でも使えるので、各地に広まれば災害時に多くの人にとって助けになるだろうと真剣に考えています。

たとえ微風でも体から発せられた熱気に夜の冷えた風(外気)が当たれば体に掛かる負担がかなり軽減出来ます

そしてこの装置があれば、時間毎に変化する広い角度の風を部屋へ有効に取り入れる事が出来ます

想像した事は有りますか、クーラーに慣れた生活が停電で使えなくなる事態を…。

これは皆さんも実際に被災したらそうするかも知れませんが、停電が続いても水が止まっても、自宅から離れない人が多いです。

防犯の目的が一番の理由ですが、恐らく多くの人が、可能な限り自宅でインフラの復旧を待つ選択をすると思います

これは阪神淡路大震災を身近で経験した実感で、あの頃毎週末3軒の親戚に支援で物資を運んでいたが、水が出なくてもガスが来なくても誰一人自宅を離れませんでした。

その時は現代の社会が停電状態になれば普段想定をしていないだけに、いかに不便になるかを実感する筈です。

車中泊をする人も多いですがいつまでガソリンが残っているか、そもそも能登でも報道されたように道路自体が寸断されているかも知れません。

上手く小型の発電機を手に入れたとしても、電気容量的にも配線の点でもせいぜい扇風機を回す程度です。

適切な風が吹く前提になりますが、扇風機と比較すれば冷えた外気を有効に取り込めればかなり快適です、それが2m/S以上の風なら真夏でも部屋で就寝出来ると思います

復旧に尽力するには体力が必要、水の補充一つを考えても睡眠が本当に重要です。

  • 災害の備えで小型発電機を探す方がおられますが、夏の長期停電になると無理です。渋滞したガソリンスタンドに炎天下でタンクを持って並ぶのは危険だからです。
  • 最近公共施設で昼間は太陽光発電により最低限の電気は使える整備が進んでいますが、夜間はまだまだ不完全な状況です。 又、能登の避難所でも感染やペットの問題から就寝時は自宅に戻る方もおられました。(人は横になると単純に必要スペースが倍になる)


尚、皆さんが想像したくなくても、残念ながら最近では日本の各地で被災による長期停電が実際に発生しています。(夏場とは限りませんが…)

もうすでに自然環境悪化の兆候が表面化し始めていると考えるのが潔いと思います。

又、能登の地震で首都直下や南海トラフ地震が早まると見解する専門家もおられます。


千葉の災害の1年前、2018年9月、関西に大きな被害をもたらした台風21号は、なんと我が家の真上を通過したのです。(雨雲レーダで台風の目を確認)

近所の信号機を簡単に曲げた暴風が近づく恐怖、異常気象が定常化し、これが毎年になれば本当に大変だと強く実感しました。人生観が変わったと言っても過言では有りません

その翌年、千葉で電柱をもなぎ倒した台風15、同年10月に3万棟以上が浸水し東北新幹線の水没がインパクトに残る台風19号が、やはり何か始めないといけない!と、行動に移した原動力です。

詳しくはブログの【明日はアースデイ】に追記しましたので出来ればご確認下さい。


2021年1月にNHKで放送された番組でも2030年までが未来の分岐点だと解説していました

以前から指摘されていますが、海中に浮いている北極の氷より、南極大陸に積層されている氷が溶けると地球環境は暴走、未来は絶望的になります。

番組の中ではEU第一副委員長の、最近産まれた孫を憂う言葉が印象に残りました。

概略は『この数年でやるべき事をやらなければ孫は20年後にその影響を受ける事になる・・・この数年で正しい道に進まなければ状況を変える事は極めて難しい。これは次世代への私たちの責任です。』

環境問題はヨーロッパのほうが意識が高いように感じますし、私の知り合いでも子供や孫が生まれたタイミングで意識を変える人が多いです。

更に今は明日感染して数週間後に亡くなる現実を誰も否定出来ない状況と考えています。

だったらやれる事は兎に角やろう、と思いを新たにしています。


又、タイミングは偶然ですが、特許が認可された頃から日本にも広がった新型コロナウイルスは、感染対策として換気が重要と言われています

換気の対策は初期の頃から現時点まで一貫して言われていますよね。

一つの根拠は新型コロナの十数年前、SARSが広がった時にベトナムでは換気をした・しないで運命が変わった2つの病院の実話があり、換気した病院では33人患者を受け入れても院内感染せず、換気しなかった病院では院内感染で新規の患者を受け入れられなくなったそうです。

病院に陰圧設備が十分に無くて換気をするしかなかったとか、気温や湿度が高い等の背景があるかも知れませんが、新型コロナウイルスでもデルタ株が出るまでベトナムは感染者数を抑え込んでおり、換気が最重要である事を今回も実証しているように思えます。


環境問題にしても感染にしても、この商品があれば防止出来るとは言えませんが、換気効率の向上で状況は良い方向には向かうと思います。

それが僅かな抵抗だとしても、各々が考え実践する事が大切だと思います。

同様の考えをお持ちの方は、他の項目も一読してください。


複数回感染するとリスクが上昇するとの報告もあります

新型コロナウイルスを複数回感染した人は重症化リスクも死亡率も高いという分析結果が海外から数件報告されています。

一番納得出来る報告はアメリカの退役軍人の追跡データで、ネイチャー・メディシンの発表を元に複数のメディアが報道しています。

退役軍人なので対象者の年齢が高い事もあると思いますが、数値で明らかに複数回感染はリスクが上がる傾向が読み取れています。

(1回だけ感染した人に比べて死亡する可能性は2倍、入院する可能性は3倍高い)

もっと気になるのは新型コロナウイルスに感染し、その後今までの普通の風邪をひいたら体の免疫がどうなるのかという点です。

アナフィラキシー症状が出るとか逆に免疫力が下がるとか、まだまだ数年後に判明する事象もあるのでとにかく感染しないのが一番。

最近私の周囲でも感染者が増えています。

コロナ感染の最大の対策は換気です、クーラーを使うにしても短時間で効果的な換気が出来るWindリーダーを推奨します。