今日のNHKスペシャル”感染爆発”危機をどう乗り越えられるかを見て、率直に未だこれだけしか解明されていないのかと少し愕然とした。
と言うよりもミスリードしている・・・。
5項目の最後、『最新研究報告 感染拡大を防ぐカギ』に対する感想です。
スタンフォード大教授の対策の話はそうなのかな…と多少は理解出来るが、日本事例のカウンターの飲食店での感染と高齢者施設の例はちょっと懐疑的。
抜粋するとカウンターでは今まで横並びの方が感染し難とされてきたが、事例では右横の人と、左は近い一人は感染せず、その人を飛ばして奥の人が感染したと言う事例。
そこに富岳の4人テーブルの解析を当て嵌め、横を向いて会話すると正面の5倍。
高齢者施設は斜交いに座っていたので1m以上の距離が有り、正面の1/4と言う理論で感染が拡大しなかったと言う内容。
確かにそれもあるでしょうけどでは何故カウンターの左側で一番近い人は感染しなかったのかが証明されていない。 しかもカウンターがくの字で左横の人は正面気味だったのに・・・。
個人的には富岳のシュミレーションは合っており、但しあれの20分後、30分後が最重要であって、閉められた空間の中でどれだけ浮遊する成分濃度が増えるかだと思ってます。
最近CO2濃度での監視対策も取り沙汰されていますよね。
スタンフォード大はアメリカの事例の解析で、レストランの客席を20%に減らすと感染者が85%削減したと言う内容で、つまり空間に対する頭数を減らすと言う事は、浮遊する成分濃度が低いからと思われる。
と言うのはレストランは普通対面で食事している筈なので、飛沫が原因とする上記富岳と辻褄が合いません。(%表示なので客数100人だろうが4人だろうが富岳根拠の対面の人から受ける飛沫量は同じ。なので飛沫原因なら頭数に関係なく感染率は同じになる)
まあ、座席の間隔が広くなると言う点は有るとは思いますが、テーブルの間隔は1.5m程空いているでしょうし、客席満員が100%として客席20%で感染率15%(85%減)とは削減幅が大きすぎる。
つまりは鼻の嗅覚と肺の細胞が飛沫よりも感染するリスクが高く、何故専門家が認めたがらないか判りませんが、俗に言う空気感染が主な経路では?
カウンターの左奥の人は、店の構造が定かでは無かったが、おそらく壁により空気が循環し浮遊物が落ちてきて、近くにいた人よりウイルスを多く吸い込んだように思います。
以前仙台の元医者の議員さんが、手で摘まんで食べた事が自分では感染の原因と思うとおっしゃていたので全否定しませんが、飛沫より空気感染だと思いますけどね・・・。
因みに空気感染と言うと満員電車が謎と言われますが、去年の春先は花粉症で自然と効果の高い不織布マスクを多くの人がしていた事。
それよりも花粉症で鼻水や、薬を噴霧していた方が多かったからであって、BCG理論は東ヨーロッパで既に崩れていると思います。(東ヨーロッパではロシア系と日本系に近いBCGが存在していたらしい。東ドイツやポーランドが日本系だったと思います)
更に鼻から感染し、ウイルスが体内で拡大する前に免疫を持てた人は無症状か嗅覚不調のみ。
(注:免疫は抗体とは限らない)
カラオケ・ライブハウス・スポーツジム等深い呼吸で一気に肺で感染した人は重症になるって大方の人が認知しているのではないのでしょうか。
嗅覚と肺が感染源なのは初期の頃、情熱大陸で東大の河岡教授(だったと思いますが)がマウスで実証していたし、個人的には日本で初めて嗅覚不調から陽性が判明した阪神の藤波投手を注視していて、彼は復帰後162kmの速球を投げられましたからね。
嗅覚部でウイルスを止めると言うか、そもそも鼻毛や鼻水など人類の進化の結果なので、鼻で先に軽く感染し、そのウイルスに対する免疫を獲得出来たとしても不思議では無いと思います。
まあ今後の検証の為、藤波には早い段階で抗体が存在していたか血液を提供して欲しかったですけどね。 抗体以外の免疫力で治癒していたなら別の道が開ける気がします。 まじめな彼なら協力したでしょうし…。
以上、驚愕したので書き込みました。
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