まずは被害に遭われた方にお見舞い申し上げますが、やはり豪雨による災害が6月3日と6月30日に発生しました。
又、6月28日には急なゲリラ雷雨による広域の停電と、これもこのサイトで書いていた通り雹による破損もテレビで報道していましたよね。
しかも埼玉の羽生市ではゴルフボール大の雹が降り、軽自動車のボンネットにへこみが出来たと報道ステーションでは紹介していました。(日本で車にへこみが出た報道は近年で初めてだと思う)
まっとうな人間なら同意して頂けると思いますが、根本的にこのままの状況、むしろもっと酷くなる状況を無責任に子や孫に引き継いで心が痛まないかどうかの問題です。
すぐにもっと省エネをしなければ、人生を終える時、きっと後悔すると思います。
今年の暑さ対策を紹介します
毎年省エネの新しいチャレンジを心掛けてますが、今月のブログは今年の最新の対策を紹介します。
まずWindリーダーを使った早朝と夜の換気冷却、及びコスパの良い暑さ対策は当然実施しています。
合わせてホームセンター好きの私は行くといつも省エネに繋がりそうな商品を探しており、これならいいわとついに小型のBOXファンを購入しました。
商品はトップランドのDCボックスファンで型式SF-DFB18 WTです。
(DCMダイキで購入、税別¥3,828-)
もっとコスパの良いファンも存在するかも知れませんが、概ね220mm角という欲しかったサイズで何よりDCモーターなので最小1Wから最大3Wという省エネ仕様です。
元々10年前までパソコンも自作していた経験があり、パソコンの冷却ファンを省エネとして排熱の換気扇代わりに取り付けようか昔から悩んでいました。
しかしパソコンの冷却ファンは120mmとか150mmなので部屋の排熱用にはかなり小さく、そこから発展したUSB電源で使える卓上のファンも今一つの商品しか無かったのが実情でした。
今回のBOXファンは220mm角で正にちょっとした換気扇と同等で風量も4段階、タイマーも1・2・4・8時間から選択出来ます。
具体的な使い方は今の時期まさに朝の換気で室温26度以下に下げられるので、昼に近づき27度後半になった頃から普通の扇風機として使用します。
そこから28度台まではクーラーを使わなくてもこのBOXファンで十分で、とにかく暑い2階でも多くの日はそのまま省エネでやり過ごせます。
後は夕方以降の気温が下がった時間帯ですよね。
一定以上の風があれば再び窓を開けてWindリーダーでせっせと排熱しますが、ちょっと風が弱い日はこのBOXファンを北側の細い窓に取付け室内の暑くなった空気を外に排気しています。
取付けといっても棚を固定するL金具を窓横にくぎで固定し、その金具にクリップでBOXファンを仮止めする使い方です。
今までは扇風機で少し離れた位置から窓に向けて排熱していましたが、全ての風が窓から出ずにロスがあったので、このBOXファンがロス無く程よいのです。
このBOXファンはMAXでも3Wと記載されていますが、ACコンセントに変換器を差して使用するので変換器の発熱が若干ある筈ですが、それでも5Wそこそこで微風の日の対策が出来れば優秀だと思います。
※この夏無印良品の30Wサーキュレーターも人気があるそうです。 天井にも向けられクーラーの冷風を拡散するにも良いそうなので、目的によって選択して下さい。
令和4年の換気冷却データーを途中から公開していない理由
風による換気の効果で令和3年まで1時間単位の実測データーを公開していますが、去年令和4年は6月初旬のデーターまでしか有りません。
何故かというと第一に1日通してのデーター取りが大変である事(他の仕事が出来ない)と、去年はロシアによるウクライナ侵攻がありエネルギー危機が叫ばれていた為です。
具体的に何をしていたかというと更なる省エネを目指して7月初旬に屋根裏の南側に銀色のシートを敷きました。
具体的にはダイソーのエマージェンシーシェルターという災害時や行楽にも使える800円の商品で、これを広げて屋根を通過する熱線、又は屋根の輻射熱に効果があるかを確認したのです。
又、ある大学教授の記事を見て、16時頃から2,3時間、かなり暑くなった屋根裏の熱気を出す目的で扇風機を使い、点検口から屋根裏に風を送っていました。
Windリーダーは一般的な住宅を想定してPRしたいので、ここまで特殊な対策をしたデーターは誤差が発生すると判断し、それ以降のデーターは公開していないというか記録もしていません。(節電が優先)
ここまでの次元の対策をするにはまずは屋根裏部屋が必要で、更に点検口から屋根裏に侵入してシートを敷く必要が有り、それは危険な行為なので推奨が出来ないという事情があります。
因みに去年はそこまでの対策をして結果はどうだったかというと、屋根裏に敷いた銀色のシートは殆ど室温には影響は無いと思います。
ただカンカン照りの7月8月の晴天の時は熱射量は気持ち軽減していると感じました。
本来なら屋根の表面側に銀色のシートが敷ければベストなのですが、ソーラーパネルでさえ太陽光の反射を加味した規制があるので銀色のシートは敷けません。
最近では太陽光の熱を緩和する塗料が有り、屋根というよりビルの屋上に塗装する事で下の階の温度を下げる事が出来る商品もあるそうなのでその分野の進化に期待しましょう。
(ドローンでひと夏の日射を緩和する塗料が屋根に噴霧出来る時代にいずれはなるでしょう)
次の太陽が傾き始める頃から屋根裏の暑い熱気を扇風機で排出する事は、どうだろう記事で読んだ程では無かったのは事実ですが20時頃の天井からの輻射熱はそれなりに軽減したかと思います。
(大学教授のテストは恐らくもっと本格的に排熱した時のデーターだと思います)
因みに一軒家の場合、屋根裏の熱や湿気を逃す通気口が有る事をご存じでしょうか。
ベランダに出て屋根側を見上げれば一か所か二か所は穴の開いたプレートが見えると思いますが、去年の扇風機のテストをしている時、風速が3m/S以上の日は扇風機が無くても1時間ほどで熱が引く事が判りました。
まあ3m/S以上の風速なら通気口から排熱出来るだろうし外壁も気温に沿ってすぐに温度が下がるので『やっぱり風の威力は絶大だな』というのが個人的な感想です。
6月の実際の電気料金について
換気で冷却して本当に省エネになっているのかと疑う方もいると思いますが、今年6月の電気料金は2,465円で、電気使用量は136kWhです。(家族2名で5月25日から6月21日間)
兵庫南部も最高気温が30度近くに上がった日も有ったので、かなり節電出来たと思います。
※関電は120kWhを超えた分から金額が上がるので、136kWhと殆ど超過しなかった為に電気代が抑えられた。
まとめ
今回は3ワットのBOXファンを購入した内容を中心に紹介しました。
(3W程度なら生態系に影響なく、神様からも叱られないだろう・・・)
暑さを凌ぐ風は自然の恵み、この風を極力活用して無理のない省エネに貢献しましょう。
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