夏の節電に有効な商品 Windリーダー ベランダ用
Windリーダーは自然の風を帆で受けて、住宅の排熱効率を相当高める特許商品・・・
<誰でも設置可能なパッシブ冷却装置です>
温暖化対策に携わる技術者が、『クーラーの電気使用量を無理せず削減する』目的で10数年に渡り改良と試験を続けた装置
朝夕の風を使って夏季の節電に活躍し、これから注意が必要な停電時の暑さ対策にも有効です
(写真は海辺の風を使った最終試験風景)
有効な自宅での節電方法があれば、知っているだけでもお得と思いませんか?
Windリーダーは節電(省エネ)目的で開発し、2つの台風による長期停電から特許化した商品です。
なので運良く夏に長期停電が発生しなくても、周囲の風を効率良く取り込むことで日々の省エネとして活躍し、特に春や秋の気候なら真夏日でも自然の風で快適にすごせます。
このサイトでは最も節電効果の高いWindリーダーを中心に解説し、BLOG欄に誰でも出来て、実際に効果のあった遮熱対策等も公開しています。(技術者が実施した数十年の改良が知れます)
- 弊社は環境省のデコ活を筆頭に、関西の主なSDGs組織にも登録されています
- 節電の他に実感しているメリットの一つ快眠が、2023年デンマーク工科大学等から換気で睡眠の質が向上すると、実験結果も発表されています。(後半で紹介)
2年連続の猛暑でも削減したWindリーダーと遮熱対策における節電の実績
お問合せの多い節電効果の”具体的な数値”(電力使用量)を先頭に持って来ました。
全ての家庭でこれだけ削減出来るとは言いませんが、去年や今年の猛暑でも削減出来たので、早朝や夜間にしっかり風で冷却すれば、同等か、あまり今まで省エネ対策をしていない住宅なら無理せずにこれ以上の節電が出来る可能性は十二分に有ります。
- 屋根に太陽光発電を導入しているので下記は主に『夕方から夜間の電力使用量』です(夫婦2名の1軒家なので昼は余り電力を消費しない共働き等、平日は日中不在の家庭とほぼ同じ条件です)
- 右列の2024年比は今年の764kWhから2017年以降の夏季合計(2017年は1447kWh)を引いた数値、つまり年々改良や遮熱対策を変更して電力削減量を増やした成果です
(2017年行の-683kWhとは、1kWh当り最安の25円計算でもひと夏で1万7,075円以上の節電です)
注:最安25円とは120kWh~300kWhの従量A価格、300kWhを超える単価ならもっと節約出来ます
令和6年10月時点の関西電力CO2排出係数0.434kg-CO2/kWhで計算すると、2017年から今年は683kWh×0.434=296.4kgのCO2を削減出来ました。(CO2排出係数は地域で異なる)
節電:四季のある日本の緯度では夏は排熱、冬は断熱が重要です
年間の電気代を確認すれば直ぐに判りますが、冬の電気代の方が圧倒的に高いですよね。
だから家の断熱性は向上したのですが、その反面、夏はどうしても入ってしまう熱を排熱しなければエアコンの電力消費が膨大になり、結果として多くのCO2を排出し、子供達の未来が危険に・・・
- 遮熱策を動画的に編集したサイトをamebaowndに追加したので下記からリンクして下さい。 (文字で伝わり難い箇所に写真を追加した補足版。CO2削減の為にもやった方が良いですよ)
https://kouka-setuden.amebaownd.com/
そうです、Windリーダーの開発目的は無理のないCO2削減(節電)です!
これだけ暑くなればクーラー(エアコン)を使わない生活は危険になってきました。
しかしクーラーを使えば室外機から熱風が出て、都市全体が更に暑くなる事も事実です。
40代以上の方なら青春時代に夏が好きだった人が大半だと思います。
では現在の子供達はどうでしょう、外で遊ぶ事が危険なレベルになり、夏に対する感じ方は違う筈。
危惧するだけでは駄目で、いまは責任ある世代の人達が、実際の行動をしなければ本当に危険です。
超速報:やっぱりスズメは減っていた!
冒頭では節電による金銭的なメリットを紹介していますが、上記の通りWindリーダーはCO2削減に必要なので、安いシリーズも開発・販売しています。
温暖化は直ぐに対策しないと取り返しのつかない状況になり、その兆候は既に幾つも表れています。
例えば去年関西でカメムシが異常発生し、今年は関東でも注意報が出たと聞いています。
(9月下旬山形県で、10月初旬に仙台市や静岡県でも大量発生したとの報道が有ります)
カメムシの天敵を調べるとスズメも該当します。
猛暑の影響なのか最近スズメを見かけなくなったと危惧していましたが、10月1日報道各社から『里山に生息する鳥類の15%、チョウ類の33%で個体数が年3・5%以上のペースで減っている』と報道されました。(情報元:環境省・日本自然保護協会)
去年や今年の夏、タマゴを割ると殻が薄くて失敗しそうになった経験が無かったですか?
後から調べると鶏も暑さで食欲を無くし、実際に殻が薄くなっていたそうです。
タマゴの場合、鶏卵業者はコストが掛かっても冷房等を導入出来ますが、野生の鳥はそうはいきません。
結果的に野鳥が減るとカメムシ等の暑さに強い害虫が増加し、農産物に多大な損害が発生します。
(Youtube動画の情報ですが、以前中国がスズメを駆除し、その後飢饉が発生したらしい)
我々は温暖化で少し暑くなる事を恐れているのではなく、世界的な食糧危機を心配しています。
CNNから10月18日、世界の水循環のバランスが崩壊し、各地で水不足の被害増加に拍車がかかっている。「人類史上初」となるこうした事態は、経済や食糧生産、人々の生活に大混乱を引き起こすとみられると報じています。
食糧危機は現実に進行しており”CNN 「人類史上初」 食糧生産半減の恐れも”、そして”食糧難民”でも検索し、それぞれの内容をご自身で確認して下さい。
現在2万2,000円でローコスト版のバラ売りを試験販売しています
環境省に日本各地域での節電効果を提出する目的で、試験的にバラ売り販売を開始しました。
詳しくは右のブログほぼ自作するバラ売りローコスト版を追加をご確認下さい。
早朝も夜も理想通りに排熱頂くと、この金額なら2年程で回収出来る筈です。
上のグラフは関西電力の『はぴeみる電』から確認出来る『電気料金・使用量』のグラフです
上が令和5年から令和6年6月まで、下が最新の令和6年夏季の最新グラフです
- (7月分から貯めトクサービスへ切り替えた関係でグラフが分かれています)
ご自身の電力使用量と大きな差が有る場合、もっと夏季の節電は出来る可能性が有ります
【コラム】 なぜ電気使用量の削減を重視しているのか?
本当なら自然の風を有効利用すると、これだけ夏の暑い部屋を涼しく出来ますって数値化したいのですが、熱力学は奥が深すぎて解明が困難です。(猛暑日が数日続く事でも条件が変わる)
例えばサハラ砂漠は日中40℃を軽く超えますが、深夜から早朝は0℃付近まで気温が下がります。
これは湿度がかなり低い影響とは一般的に言われていますが、本来砂漠の中にも入り込んだ空気を分子レベルで解析し、その振動を元にして実際に熱がどのように伝わるかを調べないと数値化なんて出来ません。
熱力学は分子が発見される以前から経験則を元に進化している学問で、しかし統計学的に再現性もあって、学校で習う金属の熱移動や水とお湯を混ぜた時の温度など、ほぼほぼ近い答えを求める事が出来ます。
しかし一般の住宅に置き換えると木造なのか鉄筋なのか、更に家電の発熱や家具・衣類・布団が保持する温度(熱)など様々な影響が有り、そして何より風で空気が移動する事によって最新のAIでも計算しきれないと考えています。(住宅に溜まった熱は風で押し出す事と、取り込んだ低い外気温に対して分子の振動で伝わる熱学的な面など複雑)
この数年2階の部屋を風で排熱すると、1階で使用するクーラーの電気使用量が下がるのかに着目していますがやはり効果は有ると判断しています。
どれだけ効果があるのかを数値化出来なかったので、Windリーダーの排熱効果はひと月平均として夏季の電気使用量の削減でご判断頂ければと思います。
熱力学の難解さはクイズノックの伊澤さんが、他の東大OBと共に訴えているのでYouTubeから”熱力学は大学1年生には早すぎる”で検索して下さい。
なかなか面白い内容です。
万博プレイベントで紹介した動画を公開
これは令和6年4月12日開催の万博プレイベントで紹介した動画です。
排熱や換気冷却の効果を詳しく解説しているのでこの動画だけでも見て下さい。
Windリーダーが無かった10年前の電気代とも比較していますので、排熱の重要性が判る筈。
10年前でも節電意識は強く、更にWindリーダーや遮熱対策でこれだけ料金が下がりました。
ちょっとブレイク:2024年11月20日から本格的な風の時代が始まった
風に関する情報を調べていると、最近『風の時代』というワードがヒットします。
風の時代とは冥王星がみずがめ座に移動し、今後200年程続くとされる西洋占星術の考えです。
解説の中には現状の破壊と新たな再生が進むとの記述があり、地球温暖化に関しては、何としてでも昭和50年代の気候へ戻さないと、様々な困難が降る掛かると考えています。
なぜ昭和50年代かというと、この時期は未だエアコンの普及率があまり高くなかったのです。
エアコンは電力を多く消費し、特に都市では室外機の排熱が更なる暑さの原因になります。
先日動画でドイツでの夏の暮らし方を拝見しましたが、彼らは40℃を超える猛暑を経験しても、かたくなにエアコンには拒絶反応があるらしい。
日本人も少し根本原因から考えて、新たな再生を推し進めるべきではないでしょうか。
世界が温暖化問題をどの様に捉えているか、ドイツの公共放送DWがCOP29で投稿した下記の動画を是非!見て欲しい。
中盤にエアコンがもたらす健康被害や環境悪化の懸念を取り上げています。
How climate change and the increase of climate disasters fuel the spread of diseases
更に重大なテーマ:客観的に夏季の長期停電も考えた方が良い理由
元旦に発生した能登の大地震、そして8月に初めて発令された南海トラフ巨大地震注意と今の日本はかなり危険な状態です。
Windリーダーは災害の切っ掛けから世の中に役立つと思い、特許化した商品です。
特許取得の一つの目的は大震災に伴う夏季の長期停電、停電中の暑さ対策です。
令和4年11月から震度3以上の地震が増加し、我々が経験した阪神淡路大震災の前触れに酷似しているとその頃から心配しています。
一時的な変化だと良いのですが、特に8月以降もう一段危険度が高まった認識です。
10月のブログにその根拠と個人でも出来る地震データーの確認方法を纏めましたので、是非下記も閲覧して下さい。
10月ブログ:次の巨大地震、京都も危ないという報道について補足
これらを見て頂ければ、日本全体がこの2~3年は大きな地震期に入った可能性が高い事がお判りいただけると思います。
- GPSを使った地震予測を購読し、普段から関連記事を調べているので知見もあります
日本ではいま原子力発電の大半が停止し、令和4年3月16日に発生した福島県沖地震ですら一部の火力発電所が停止して電力需給ひっ迫警報が発令された事も記憶に新しいところ。
特に近い将来発生するといわれている首都直下や南海トラフ地震、規模が見直された東北・北海道沖地震でも震災に伴う長期停電や計画停電が広域で発生する可能性が十分に有ります。
総合してWindリーダーは環境問題を視野に入れた夏の省エネ、そして万が一の停電の備えとして提案しております。
- 令和4年の節電要請は大型火力発電所の故障が要因。なので震源と離れていても停電は起こります
自宅で自然の風と戯れる生活。 節電にも換気対策にも有効です。
本気でCO2を減らすなら、太陽光発電が機能しない早朝や夜の節電が必須です!
今年多くの都市で真夏日・猛暑日記録を更新した日本、これからはエコな冷却法が必要です。
今まで通りに少し暑いからといってエアコン(クーラー)を使っていたら、温暖化にあなたも加担してCO2と熱エネルギーを排出し、且つ将来に渡って電気代がモッタイナイと思いますよ。
30℃を少し超えても多くの日でクーラーを使わなくても済んだり、猛暑日クラスでクーラーを使ったとしても事前の排熱により電力使用量が下がればメリットがありますよね。
そもそも自然の風の揺らぎは心地よく、それが部屋で受けられたら良いと思いませんか?
特に春や秋の日中の風は穏やかで、四季のある日本に生まれて良かったと実感します。
風水でも朝の換気は吉とされており、就寝中に溜まった呼気の排気や結露の問題、埃やカビ対策としての効果が数百年前から判っていたいにしえの知恵の証だと思います。
Windリーダーは風の原理に基づき保護も備えた画期的な特許商品です。
夏場でも朝夕の冷えた風を部屋に取り込めば、当然部屋の室温は下がります。
特にクーラーの冷風が苦手とか睡眠の改善、換気対策の強化を考えている方は『風による換気の効果』や『メリット』等も見て下さい。
凄く簡潔に纏めればベランダに置くだけで簡単に設置でき、電気代も掛からず風による自然換気のメリットを最大限に引き出して、無理をせずに省エネする目的の商品です。
※Windリーダーを使えばわかる、窓開けだけでは不十分。 排熱にしても換気にしても風をより部屋の中央に流す事が重要です
今の形状には理由(わけ)がある!
各種の動画を見て頂くと、帆の部分が風を受けてヨットのようにたわんでいる事が判ると思います。
風って流体学なので難しいのですが、横風の場合はピンッと張った状態より少したわみをつけた方が部屋の中央に流れやすく、又、数点の磁石によって横方向にも張りとたわみが出来、これが進行方向の渦を生んでより奥に届く効果が有ります。(但し風速にも依存します)
正面からの風は弱風時を優先し、左右の帆でセンターに集めてベンチュリ―作用から風速を早める事を目的としています。
- センターの隙間は中程度の風速を考えればもう少し広くても良いのですが、Windリーダー自体が外カーテンとも呼ばれ女性に好評、近隣の視線を遮る趣旨から現在の隙間にしています。
※詳しくは各項目でご確認下さい
【賢くエコに暮らしましょう】
今の時代はネットやスマホから1時間単位の風情報と天候や気温の予報が確認出来、その予報を元にWindリーダーで排熱する時間帯を計画出来ます。
例えば朝の起床から8時まで窓を開けて風で冷却し、気温が上がる前に窓を閉めて日射対策をする。
その後真夏でも夕方になれば気温は下がるので、室温より現在の気温が低ければ窓を開けるだけ、といった簡単な使い方です。(今現在の気温と風速を知るにはウェザーニュースのアプリがお勧め)
Windリーダーローコスト版販売開始
これが限界!今だけ税込み2万9,800円(送料別)で販売中<仕入品の値上げ予告有り>
※現在バラ売り販売2万2千円も実施中です、詳しくは購入とお問合せご参照
動画は見えない風の流れをカーテン等で解説する目的で、風の強い日に撮影しています。
Windリーダーは日常で吹いている1~2m/Sでも有効に換気(排熱)可能です。
※『気候変動』テロップは、YouTube側から気候変動対策と認識された証しです
温暖化対策を真剣に考える方には是非知って頂きたい
地球温暖化加速の一つは暑い時期に更に熱を放出するクーラーの使用が関係していると、ドイツや、今後数百万台単位で設置が見込まれるインドなどから問題視されています。(機械には必ず効率という内容が付き纏い、室外機からは部屋を涼しくしている以上の熱エネルギーが放出されている)
猛暑日の日中が晴天で気温が上がり、夕方から翌朝まで雨が降る日もあるので私もまったくクーラーを使わないとは言いませんが、このWindリーダーの活用を筆頭に、今から何かしなければもっと地球の温度が上昇すると強く思っているので相当家庭における省エネの対策をしています。
ドイツの国際放送DWが室外機と温暖化の影響を下記のYoutube動画に纏めています。
How to cool our homes (even without ACs)
これ余談ですが・・・(更に換気は睡眠の質にも好影響)
去年も今年も夏はずっと兵庫県でも37度以上に気温は上昇していましたが、Windリーダーの原型が完成した10年前から就寝時には殆どクーラーを使わずにWindリーダーだけでやり過ごしています。
(突風保護機能を付けたおかげで安心して眠れ、慣れると窓の開け具合で室温も予測可能)
就寝時にクーラーを使うケースは前述の通り深夜も雨が降っていて、且つ就寝時までに部屋の温度を下げられなかった日だけです。
理由はいくつかあり、一つ目は酸素の関係だと思いますが、ベランダの窓を開けて寝た方が翌朝スッキリ目覚めます。(下記参照)
- 2023年11月デンマーク工科大学・早稲田大学他の国際研究チームが行った実験で、寝ている間に寝室を換気すると睡眠の質が向上するとの発表がありました。(詳細はネットで検索して下さい)
- 2024年2月29日にダイヤモンドオンラインから一級建築士の興味深い記事が流れました。 ”一級建築士が警告「これがないと寿命が縮まる」”で検索して下さい。 二酸化炭素濃度やカビ・ダニアレルギーの内容があり、換気設備がこれが無いと…の第2位に位置付けられています。
二つ目は以前はたびたび夏風邪をひく事があり、原因はクーラーの冷風だと思っています。
クーラーは設定温度で冷風が止まると急に暑くなり、冷風を出している間は肌に悪いぐらい寒くなる事の繰り返し。(クーラーを使う=窓を閉めて昼間の熱エネルギーを閉じ込める行動なので、設定温度で冷風が止まると急速に暑くなる)
最近テレビでは26度設定でしっかり布団をかぶる事を推奨していますが、昔はそれに近い事をやっていました。
しかし急に暑くなった時に布団(当時は夏用の毛布)をあずり、その後の冷風による冷えで風邪をひいてしまうのだと想像しています。
防犯の関係もあり窓開けの就寝は大きな声で推奨出来ない時代ですが、Windリーダーで就寝時までに室温を下げる事が出来れば排熱した分は、何処かの窓を開けていればそれ以降室温が上がる事は有りませんし、見ただけでは伝わり難いと思いますが微風の時こそWindリーダーが有る・無いで室内の涼しさが全然違います。(深夜になれば微風に落ち着く事が多い)
又、深夜に雨予報があれば窓を閉めてクーラーを使う事もありますが、夕方から排熱がある程度出来ればクーラーが設定温度で停止しても急激に室温が上がる事が無いので結構省エネ且つ快適です。
クーラーを掛けての就寝に不満のある人が6割ぐらいとネットの記事を読みましたが、それは先程の設定温度でまずはクーラーの冷却ポンプがOFFし、送風状態になった途端に排熱出来ていない溜まった熱エネルギーによって室温が急上昇するからだと思います。
電気代も掛かる上に不満もあるって実は二重苦ですよね。
- 補足:夜中の最低気温が24℃以下になれば、窓を全開にしていると朝は寒くて風邪をひく可能性があります。 その日の風向きも関係しますが、23時頃までにWindリーダーで冷却出来れば窓を20cm~23cm程度開けるだけで朝まで快適に就寝出来ます。 又、この幅なら窓の防犯グッズで開く幅を規制出来るので、防犯対策も完璧です。
- 猛暑日で夜の風も弱く、就寝前までに十分冷却出来ない日は、上記の窓を少し開けた付近にタイマーを掛けたDCファンや扇風機等を置いてクーラーを使わずに省エネで快適にする方法も有ります。(DCファンなら微風に調整出来るのでお勧め)
- そもそも論で言うと、日中31℃を超える日は、Windリーダーで有効に排熱しないと就寝の時間までに寝室の室温を下げる事が出来ません。つまり窓開けだけでは不十分なので多くの人がクーラーを使ってしまうのです。
補足:実は2030年までを見越して帆の奥行を長くしています
ここまで読み進んで頂ければ快眠のために窓を開けて寝ようと思った方も多い筈。
でも恐らくWindリーダー無しに窓だけ開けて就寝出来るのは春と秋だけだと思います。
実はむかし、Windリーダーの原型の帆は450mm基準だったのです。
しかし2018年にも結構猛暑日があり、コロナの換気対策も相まって現状の600mm基準へ帆を長くしました。
住宅で複雑に蓄積される真夏の熱はエンタルピー、日没後に全体へゆっくり拡散される熱の様はエントロピーの表現が適切だと考えていますが、最高気温31℃を超えるとWindリーダーで効率良く排熱しなければ就寝出来る室温までには下がらない筈。
今から思えば2018年の猛暑体験から、2030年頃までの気温上昇を見越して帆を長くしたのは正解だったと判断しております。
- 2018年の暑さは2023年、更に2024年とあっさり更新されましたよね・・・
ザックリどのような効果が見込めるのか
この20~30年以内に建てられた住宅は壁の中に断熱材が敷き詰められた省エネ住宅です。
冬はこの断熱性によって冷えた外気から一定の保温効果が有り暖房エネルギーを抑えられますが、夏はどうでしょう、クーラーを掛けなければ深夜になっても室内は30度を超える日もあると思います。
- クーラーがタイマーで切れたあとに暑くて目が覚めた時、壁の蓄熱で部屋は30度近い筈
冬に熱エネルギーを逃さないのだから夏の日没後も部屋に入ってしまった熱が逃げにくい事は当たり前といえば当たり前の事です。
そんな部屋に暑さが残る夏でも夜になれば夕涼みという言葉が昔からある通り、外に出れば室内より涼しいですよね。
更に適度な風があれば心地よく、四季の中で夏が好きだったという人も多いと思います。
別の観点で問題提起すると今の住宅構造は耐震性も関係して風が入り難い筈です。
Windリーダーをベランダに設置する事で、あなたの住居でも風を捉えて部屋の熱をどんどん排熱出来ればどうでしょう。
日没後は当たり前ですが日射の熱エネルギーがもう蓄積されず、Windリーダーで排熱した分は室温がそのまま下がります。
一度ベランダに出て体感して下さい。
恐らく排熱したい時間帯に窓の正面から風が吹く日は殆どない筈です。
Windリーダーは横風に有効な縦滑り窓を左右に追加するイメージです。
よって置くだけで広い角度の風を捉え、その日の最大限自然の恵み(風)を活用して節電出来ます。
たとえ猛暑日でも日没の前後から、又は帰宅後から風で排熱し、23時から24時の就寝時に防犯目的で窓を閉めてクーラーを使う場合でもそれまでに排熱した分はクーラーの電気量が当然減らせますよね。
又、寝室とベランダが離れている住宅でも家全体の熱エネルギーはゆっくり均一になろうとする(エントロピー)ので排熱の効果はありますし、日没後の排熱はベランダから取り入れた風が寝室に回るようドアの開閉を工夫すれば直接冷気を取り込むベランダの部屋ほどの効果は見込めませんが寝室の排熱は出来ます。(取り込んだ風は弱い所に回ります)
- 令和5年4月26日のホンマでっかTVであの節約アドバイザー和田さんも、節電にはクーラー使用前の換気(排熱)がそれしかないレベルで推奨していました
更に早朝は換気による冷却の大チャンス。
朝に風で部屋を冷やせば実際に最高気温30度ちょっとならクーラーを使わず暮らす事も出来ますし、熱帯夜といっても深夜28度を超える日はそれ程多くないので夜も効率良く冷えた風を室内に導けば高騰した電気を使わずに室内の冷却が可能です。(詳しい数値は風による換気の効果を参照)
公共施設や大手企業に勤めていれば冷房の温度が28度以上に制限されていると思います。
有効な風が吹いている日に限りますが、夏でも夜から早朝はWindリーダーでその28度より低い自然の風が室内で得られます。
又、風を使うなら扇風機が有ると良く比較されますが、涼しさは扇風機の比ではありません。
部分的に風が当たる扇風機と違い、体の周り全体の空気を流してくれる自然の風は放熱作用が大きく、そもそも体内から一晩で400cc失われるという水分は室内に湿気として残っているので体から発せられた湿気を外に出す効果も大きいのです。
夏はクーラーを使う事が当たり前になり、自然の風による排熱がおろそかになった住環境に一石を投じるのがWindリーダーです。(電気代もCO2も削減出来ます)
- 夏に帰宅して直ぐにクーラーをつける習慣の方は、お住まいの住宅が立地的に風通しが悪い表れでもあります。 その時間帯にベランダに出ると斜めや横の風が吹いているのなら、Windリーダーを試す価値は有ります。
普通のベランダ(説明のために前面の壁を無くした状態)
Windリーダーを置いたベランダ(上はローコスト版の実寸、下は大型タイプ)
つまりWindリーダーを置けば、安価に左右の縦滑り窓を追加するのとほぼ同じです。
しかも外に置くだけなので、花粉症の方などは窓を閉めれば従来通りに戻ります。
特許取得の目的
温暖化対策としてCO2削減の工学的な手法をユーザーに講義していた技術者が、自らも率先して自然換気による排熱で自宅のクーラー電力消費を減らそうと毎年改良を続けたのがこの構造です。
始まりは単純な話で夏の夜、何故こんなに部屋へ風が入らないんだ、ちゃんと反対の窓を開けているのに・・・。 今日ぐらいの気温だと風が入ればクーラーを使わずに済むのにな・・・とベランダに出て本格調査した事。
技術系の人間が本気で調べ、これが要因?と結論が見えると対策への血が騒ぎます。
そして対策が正しければ解決へ向かうのです。
煙を使って風の流れを追い、壁に当たる風成分や窓付近の状況を調べ、一つの結論はベランダは南向きで、日没後は日射の影響がなくなり深夜に近づくにつれ風は西向きになる日が多い事です。
これらにより特に風が弱い日は、風が部屋に入っても大半が窓付近で停滞しているだけでとてもじゃないが部屋を冷やすレベルでは無いと判りました。
それと南側にはお隣の住宅が有り、正面の南風でも回り込む風やお隣を迂回する風を上手く捉えないと想定以上に風が部屋に入らないと分析しました。
窓の横の壁に当たる風成分と回り込む風、付近の建物を迂回する風がキーワードだったのです。
Windリーダーを使えば判りますが、風を上手く捉えると明らかに排熱効率は上がり、今までにない生活環境を得る事が出来ます。
(風向きが決まる一番の要素は気圧配置、次にお住まいの地形ですが、雲は通常西から東に流れるので夜は南西や西向きの風になる事が多い)
色々な実験と経験をした中で改良が進み、朝と夜に風を上手く取り入れると確実にクーラーの使用率を下げる事が出来る確信が持てました。
そして全ての家庭がこの装置を使えば夏季の電力消費量をかなり抑えられるのではないかと、おぼろげに思い始めた頃に猛烈な台風(2018年の台風21号)の直撃を受けました。
この2018年と翌年2019年の台風によって日本でも気候変動の話題が盛んになり、軽量化という最後の課題を解決した時点で広く知ってもらうために特許化しました。
(詳しくは次の製品の経緯ご参照)
それに大気を取り入れる自然換気には色々なメリットが有り、健康面でも、特に酸素が必要な成長期の脳や中高年の記憶の維持にもプラスになると実感していたので広く採用されれば体調不良の改善など思わぬ副次効果も見込めると考えています。
自然の風を最大限利用し、安全に且つ実用的にクーラーの使用量を減らすには10年後も20年後もこの方式が有効だと考えています。
風で部屋を冷却してやろうと追求したパッシブ冷却の商品なので、電気を使わない自然換気装置としても優秀。
なので近年の台風や豪雨、落雷でも発生した停電時の暑さ対策にも有効です。
2030年までに住宅関連のCO2を一気に減らすにはWindリーダーが一つの選択肢だと考えています。
電気を使わずに風を利用する意味ではパッシブ冷却であり、パッシブ工法で家を新築する事に比べると費用も約1/1000で済みます。(新築時にはパッシブ工法を推奨します)
しかも窓を閉めれば従来通りに戻るので、寒い冬は使わなければ良いだけです。
実際の換気冷却をグラフにすると
左の図をクリックすると室温変化・温度確定値と、その日のソーラーパネル発電グラフなども確認出来る詳細ページが開きます
風向きは日々変化しますが、Windリーダーは広い角度の風で自然換気が出来る商品です。
この商品は広い角度の風を受け、本来は取り込めない窓を平行に横切る風までも有効に換気が出来るという特徴があります。
又、ある程度の風速からベランダの逆風であろう北風でも捉えられるように帆を長くしたので、部屋の独立性を想定した冬場の換気策としても検討頂けます。
そもそも本当に有効な自然換気とは、取り込んだ風を出来るだけ部屋の奥に送る事です。
それに換気のシュミレーションで良く使われる正面からの風は大半の住宅で無意味で、前に建物があれば迂回した斜めの風を拾う必要があります。
各ページの動画を見て下さい。
帆がたわみ、横風でも斜めの風でも部屋のより中心へ流せる事がイメージ出来ると思います。
特許の突風保護について
構造は比較的単純ですが、自然の風が相手なので突然の強風にも対処する必要があります。
Windリーダーは強風で自動的に帆が外れ、台風や暴風時を除きベランダに常設する事が可能。
これらは小型化した強力な磁石と雨に強い生地の誕生で実現出来た内容で、過去に無かった風を有効利用する商品です。
- 参考:帆には撥水性があり、雨で室内へ取り込む必要は有りません。 但し強風・暴風の前には室内へ取り込む事が前提です。 又、8m/Sまでなら屋外でそのまま帆を巻いてやり過ごす方法も有ります。 詳しくはQ&Aや動画を参照して下さい
※下はMLタイプ改良前の動画です、現在は帆を35%長くしています。
作者PR:長年の改善と最適化で理にかなった商品に仕上げたと自負しています
実用性や安全性を追求し、色々試してこの形状にたどり着きました。
それに皆さんも自然換気のメリットが判ればずっと使い続けるでしょう。
この商品においての理にかなった事とは、窓に対して平行に吹く左右の風も斜めの風も、帆に当たれば風の方向が変わり部屋に入り易くなる。
正面の風は中央に集める事でより部屋の奥に届き、実換気効率が高くなる。
そして自然の風を利用するので省エネどころかゼロエネ(電気エネルギーは使わない)とか、ベランダに置くだけなので工事が要らない等が挙げられます。
更に自然換気に有効な商品に向けた最適化とは、一般的に7m/Sの風速から地表の塵や埃を巻き上げて風に混ざるので、それ以前に帆が保護機能によって上手く外れる設定とか、対面に窓が無い部屋でもベランダ窓上部との隙間から排気し易くするとか、左右の風は少し帆が撓み、より部屋の中央に風を送るなどになります。
その他女性でも出し入れし易いように軽量化したり、シートの撥水性や、予め帆を二つ折りにするなど有る程度の風速までは装置を取り込まずにやり過ごす工夫等、様々なケースを考慮した改善・改良を詰め込んでいます。
家の外壁に穴をあける必要も無く、ベランダに設置すれば換気をしたい時に窓だけ開ければ良いと言う使い方はとても合理的です。(賃貸住宅でも大丈夫ですよね)
花粉などのアレルギーがあれば外気を遮断したい時に窓を閉めるだけで成立し、壁にあけてしまった穴を後悔する事もありません。
(深夜になると花粉の飛散はおさまるそうなので、その時に換気しましょう。)
これら以外の項目も各ページで掘り下げて解説していますので、是非ご確認下さい。